2021年12月19日日曜日

【ネスペ過去問解説】令和3年度 午後Ⅰ 問2-設問2

デフォルトルートの設定方法

ども。少しずつアクセスが増えてきて、少しやる気が出てきました。今回は前回に引き続きOSPFの設定についてです。問題が1問なのでボリューム少な目です。
では始めます。

※他の過去問の解説はこちらから
https://nwspgogomon.blogspot.com/2021/12/blog-post.html 

設問2.本文中の下線①について、設定の内容を25字以内で述べよ。


まずネットワーク構成図と下線①を見てみましょう。
◇ネットワーク構成図

◇下線①前後


まず、(7)で、支店のネットワークは広域イーサネット網含めてOSPFのエリア1なんですね。ということは、ルータがOSPFのエリア境界ルータに当たり、支店のパソコンたちは、このルータ経由でバックボーンエリアとなる本社とつながっています。

次に、本文中の(8)で下線①の前に「FWにはインターネットへの静的デフォルト経路を設定」とあります。なので、本社内のFWがインターネットへの出口になりますね。

下線①の条件を満たすには、OSPFを使ってルータやL3SWのデフォルトルートがFWであるようにルーティング情報を流す必要がありそうです。

いろいろと方法はありそますが、本社のルータかL3SW(ここのネットワークの場合はルータかな)で、デフォルトルートを設定して、それを配布すればよいでしょう。

 答え.OSPFにデフォルトルートを導入する。

さいごに


今回の問題は面白そうなんで、今度Cisco Packet Tracerを使って作ってみます。
皆さんへも公開しますね。こうご期待!


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